中国甘粛省の熙州変電所でこのほど、750キロボルト(kV)750kV級変電所ブロードバンド・ナローバンド一体型無線専用ネットワークが完成し、稼働した。中国新聞網が伝えた。
同ネットワークの稼働により、IoT(モノのインターネット)センシングデバイスやスマート機器との接続方法の複雑さ、運営管理の難しさなどの問題が解決され、変電所で使用される保安用スマートデバイスのデータ伝送「専用高速ルート」が構築された。同ネットワークは移動式監視コントロールカメラや巡回点検ロボットなどのスマート装置との接続が可能で、温湿度センサーや浸水センサーなどの無線情報収集装置からデータの一括転送処理を行うことができる。