星河動力航天によると、19日に海上発射型キャリアロケット「穀神星1号遥4」が打ち上げられた。搭載された「天啓星座」の33-36衛星は予定の軌道に入り、打ち上げは無事成功した。中国新聞網が伝えた。
「天啓星座」は中国初の低軌道衛星のモノのインターネット(IoT)コンステレーションで、第1期は全体で38基の衛星で構成される。地球規模のカバー、小型化、低消費電力、低コストといった特徴を備え、世界のユーザーに空・宇宙・地上・海の消費者向け衛星データサービスを提供する。
「穀神星1号」は地上と海上の両方の打ち上げプラットホームに対応できる民間ロケットだ。同シリーズキャリアロケットによる「天啓星座」の衛星網構築の打ち上げは今回が5回目となった。
(画像提供:人民網)