2025年01月20日-01月24日
トップ  > 科学技術ニュース >  2025年01月20日-01月24日 >  北京・天津・河北、スマートコネクテッドカー応用シーンを構築

北京・天津・河北、スマートコネクテッドカー応用シーンを構築

2025年01月20日

 中国の京津冀(北京市・天津市・河北省)エリアで、市や省の枠を越えた自動運転システムの応用が実現した。自動運転のテスト距離4311キロが開放され、これまでに行われたテスト距離は6000万キロ以上に達し、中国最大規模のスマートコネクテッドカー応用シーンが構築されている。人民日報が伝えた。

 自動運転車イノベーション応用に関する地方法も中国で初めて制定され、3地域の政策の相互承認が実現し、自動運転車両の道路での応用テストがスムーズに実施できるようになった。

 北京・天津・河北は中国の重要な自動車産業拠点として、自動運転のソリューション、インフラ建設、応用シーンの実証などの面で独自の特色を備えており、優位性の相互補完ができるようになっている。地域間協力は密接で、京津塘(北京-天津市塘沽区)高速道路では「燃料電池+自動運転+北斗衛星測位システム」が全線で実現している。

 産業チェーンの難関攻略の取り組みが地域全体に広がり、産業クラスター内の企業をイノベーション主体として、3地域は自動車産業チェーンのボトルネックを中心に、重要な基礎技術と製品のプロセス効率化による難題の解決に向けた産業基礎構築プロジェクトを共同で実施している。これにより、22項目の重要ボトルネックの攻略が推進され、車載オペレーションシステムなどの4項目では、すでに大規模な応用が実現している。

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

人気記事


 
 
APRC運営ウェブサイト


中国関連ニュース 関連リンク