中国新疆ウイグル自治区にあるカシュガル衛星地上受信局がこのほど、「四維高景3号02衛星」から伝送された初の衛星画像データの受信に成功した。この画像は130キロメートルの超広範囲で、解像度は50センチメートルとなっている。「科技日報」が伝えた。
同衛星は「四維3号01衛星」の姉妹衛星で、2つの衛星には超広範囲のイメージング技術とマルチスペクトル観測能力が融合するとの特徴がある。衛星2基がネットワーキングに成功したことで、より効率や信頼性が高い協同システムを構築し、データ収集能力が大幅に向上するという。
02衛星は、高密度ストレージ技術、衛星内の独自スマート技術、高速・高次フェーズドアレイ伝送技術、高性能マルチスペクトル集積探査機技術、高精度無制御測位技術などが採用され、スマートさと柔軟性の高さ、優れた性能、集約的で信頼性が高いなどの特徴を備え、技術指標は現在の商用リモートセンシング衛星の中では中国トップレベルに達するという。
写真はメキシコのパハリートス物流ふ頭。(画像提供:人民網)
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