中国国家航天局によると、海水塩分濃度観測衛星が14日、キャリアロケット「長征4号B遥53」によって太原衛星発射センターから打ち上げられた。キャリアロケットは正常に飛行し、衛星を予定の軌道に投入した。新華社が伝えた。
海水塩分濃度観測衛星は国家民生用宇宙インフラの科学研究衛星で「海洋4号01星」とも呼ばれる。衛星は総合開口放射計やアクティブ型・パッシブ型検出器などのペイロードを搭載している。
同衛星は軌道に入った後、世界海水塩分濃度探査能力の空白を埋め、海洋動力環境要素データの取得能力を改善し、海洋予報の精度と質を高め、海洋環境予報、海洋生態予報、水循環モニタリング、短期気候予測、世界気候変動研究などの業務ニーズを満たす。