「電子書籍を読んでいる時、視線を動かすだけでページがめくれた」や「撮影した画像の背景が不完全だったので、AIで補完した」「AIに『目』を搭載して、スマホの画面を随時見てもらい、やり取りすることができる」など、現在、スマホメーカーの競争ポイントには、CPUやカメラの性能だけでなく、AI機能の便利さが含まれるようになっている。中国新聞網が伝えた。
華為(ファーウェイ)はこのほど、縦折りスマホ「Pura X」を発表した。このスマホは、視線を動かすだけでページがめくれるAI機能が搭載されている。これは視線の動きを追跡し、ユーザーが電子書籍のページの最後の部分まで読むと、自動でページをめくる機能だ。
昨年から、各スマホメーカーが打ち出したAI機能が人気を集めている。
調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)で中国を担当する郭天翔リサーチ・マネジャーは「今年、各メーカーのAI発展の方向性は、新たな段階に突入している。これまで、AIはスマホの機能の改善と向上の段階にあった。例えば、音声アシスタント機能だけが採用され、それをベースに、一定のやり取りができるようになっていた。しかし、現在はAIエージェントが強調され、ローカライズされたエッジデバイス向けのモデルを内蔵することで、AI搭載スマホの機能と、ユーザーがダウンロードした第三者AIアプリの機能の違いをはっきりさせるようになっている。AIエージェントは、自動でタスクを実行して、情報の集約や関連付け、処理といった、よりユーザーの状況に合わせたサービスを提供することができる」と説明する。
中国のスマホ市場は今年、拡大の流れが続くとの分析がある。その原因として、新たなAIの応用が消費者の買い換え意欲を刺激するとしている。
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