第六十一章 実施計画・評価構造の整備

 計画の順調な実施を推進し、主には市場の資源配置の基礎的な働きに頼る。各レベルの政府は職責を正しく履行し、公共資源を合理的に配置し、社会資源を誘導・管理し、計画の目標と任務の達成を保障する。

第1節 計画実施責任の明確化

 本計画が提示した予期性指標と産業発展、構造調整などの課題は、主に市場主体の自主行為によって実現される。各レベルの政府は市場メカニズムと利益志向メカニズムを通じて良好な政策環境、体制環境、法治環境を整え、市場分割と業界独占を打開し、市場主体の積極性と創造性を刺激し、市場主体行為と国家戦略意図との一致を促す。

 本計画が定める拘束性指標と公共サービス分野の課題は、国民に対する政府の承諾である。主要な拘束性指標は関連部門と各省・自治区・直轄市において分解実施される。基本公共サービスの均等化促進に関する課題は、業務の責任と進度を明確にし、主には政府が公共資源の運用を通じて全力で解決に当たる。

第2節 政策の統一計画・調整の強化

 計画が掲げる目標と任務をめぐり、経済社会発展政策の統一的な計画・調整を強化し、政策目標と政策ツール、短期的政策と長期的政策のリンケージを重視する。公共財政サービスが公共政策に服従・奉仕する原則に従い、財政支出の構造と政府投資の構造を最適化し、中央政府の投資規模を逐次増加し、計画課題に匹敵する中央政府投資規模の形成メカニズムを構築し、民生と社会事業、農業・農村、科学技術イノベーション、生態環境保護、資源節約などの分野に重点的に投じ、さらに多くの部分を中西部地域と「老少辺窮地区」に投じる。

第3節 総合評価審査の実施

 科学的発展、経済発展パターンの転換加速に資するパフォーマンス評価審査制度と具体的な審査規則を早急に制定・整備し、経済成長速度に対する評価審査を減らし、構造の最適化、国民生活の改善、資源節約、環境保護、基本公共サービス、社会管理などの目標課題の達成状況に対する総合評価審査を強化し、審査結果は各レベルの政府の指導層が指導者幹部を選抜・採用・賞罰する際の重要な依拠とする。

第4節 計画モニタリング評価の強化

 モニタリング評価制度を整備し、モニタリング評価におけるキャパシティー・ビルディングを強化し、サービス業、省エネ・排出削減、気候変動、労働就業、所得分配、不動産などの面における統計作業を強化し、計画の実施状況に関する追跡分析を強化する。国務院の関連部門は、計画関連分野の実施状況に対する評価を強化し、全国人民代表大会および常務委員会の監督検査を受けなければならない。計画主管部門は拘束性指標と主要な予期性指標の達成状況を評価し、進展状況に関する年度報告書を国務院に提出し、それを適切な方式により社会に公表しなければならない。計画実施の中期段階においては、国務院が全面評価を組織・展開し、中期評価報告書を全国人民代表大会常務委員会に提出し審議にかける。本計画に調整が必要な場合、国務院は調整案を提示し、全国人民代表大会常務委員会の承認を得る必要がある。


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