先端計測技術分野(国際比較)
トップ  > 科学技術>  「国際技術力比較調査」における各分野の分析 >  先端計測技術分野(国際比較) >  Ⅱ. 近接プーローブ技術

Ⅱ. 近接プーローブ技術

 近接プローブ技術を全般的にみると、欧州と日本は拮抗しており、米国もほとんど差がない。韓国と中国は遅れている。

 中国のトンネル電流(STM)の研究レベルはまだ低いが、近年欧米や日本の装置を導入し、急速にレベルを上げてきている。

 磁気力(MFM)を扱った論文数が増加しているが、日欧の研究をベースに改良しているケースが多い。

 原子間力(AFM)では中国科学院のアクティビティが高く、研究人口も増加しているが、今のところは既存技術の習得段階的な論文が多い。