中国が独自の知的財産権を所有する中・低速超電導リニアの商業運営モデル路線である長沙超電導リニアは7月1日、その時速が140キロまで引き上げられた。新華社が報じた。
長沙超電導リニアの全線で7月1日から時速が引き上げられた。これまでのリニアモーターカーは時速100キロから時速110キロまで引き上げられ、新規購入されたリニアモーターカー1台は時速140キロで運行することになる。今後、現在製造中で、購入を計画している3台については、完成して導入されれば、時速140キロで運行することになる。
長沙市軌道交通集団の技術専門家によると、長沙超電導リニアは、長沙南駅と長沙黄花空港をつなぐ全長18.55キロの路線で、2016年5月6日から試験営業運転が開始された。今回の時速引き上げは、中国の実験室で開発されたリニア技術が、商用分野に応用される上で、大きな前進となった。
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