中国郵政浙江安吉分公司は19日午前、中国初の無人機郵便配達ルートの開通式典を開き、無人機郵便配達の試験運用を発表した。中華網が伝えた。
中国郵政が今回開通させたのは、浙江省安吉県杭垓鎮から七管村のルート。七管村は浙江省と安徽省の省境付近にある、過疎地の山間部に位置し、近くの鎮から車でも片道30分以上かかる。平日の配達件数は多くないため、郵便車輛による1度の配達にかかるコストが非常に高い。無人機に荷物を載せ全長10.5キロを飛行させた場合、15分内に到着が可能で、無人化により配送の人件費も抑えることができる。