中国科学技術部(省)のウェブサイトで発表された情報によると、同部ハイテクセンターはこのほど無錫市でスパコン「神威・太湖之光」の検収を行った。専門家チームは厳格な視察と審査を踏まえた上で、技術検収の合格に同意した。人民網が伝えた。
同スパコンは国家863計画情報技術分野重大プロジェクトが支援する課題で、2016年6月に正式に発表された。同年6月と11月には、世界のスパコンランキング「TOP500」で首位に輝いた。これは世界初の毎秒10京クラスのコンピュータで、国産高性能プロセッサを100%採用。ピーク値の計算速度、持続的な性能、システムのエネルギー効率という3大技術指標で他者を圧倒。これは中国製スパコンが自主制御、ピーク値の計算速度、持続的な性能、グリーン指標などの面で進展を実現したことを示している。
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