国家農業科技サービスクラウドプラットフォームが、26日に北京で始動した。同プラットフォームは全国の農業科学教育システムの関連資源を統合し、農家および各種近代農業生産・経営主体に対して、正確かつタイムリーな、全過程を網羅する科学技術情報サービスを提供する。これによって農業科学技術の革新・成果の転化、新型専業農家の育成を促進し、近代農業の発展を支援する。人民日報が伝えた。
中国農業部(省)科技教育司の唐珂司長は、同プラットフォームの構築により、情報化の手段と農業科学技術の融合を実現し、近代農業の発展に翼を添えると表明した。
同プラットフォームは科技教育司が、クラウドコンピューティングとビッグデータに基づき構築した枠組みで、農業科学技術サービス向けの全体的・総合的サービスプラットフォームだ。同プラットフォームは今後数年に渡り、専門家、農業科学技術の関係者、多くの農家に5000万枚の「スマート農業カード」を無料配布し、スマート農業サービスを提供し、農業科学技術情報サービスの「最後の1キロ問題(情報が末端まで行き届いていない問題)」を打開し、農村金融サービスおよび電子商取引の発展を力強く支える。