北京市の南西に約200キロ離れた河北省定州市の荒れ地で、敷地面積が1万ムー(予定)を超える北方再資源化産業基地の建設が急ピッチで進められている。ここは国内最大の再資源化産業基地になる。人民日報が伝えた。
定州市の廃棄プラスチック回収量は毎年100万トン以上に達する。うち60万トン以上が北京・天津・河北地区からのもの。これは毎日1700トンものプラスチックゴミが、北京・天津・河北地区から定州市に運ばれていることを意味する。しかし従来の廃棄プラスチック回収技術は遅れており、大きな環境汚染を生む。定州市はこの現状を変えるため、沙河沿岸の数万ムーの荒れ地を活用し、北方(定州)再資源化産業基地の建設を開始した。
サイエンスポータルチャイナ事務局が、中国の科学技術に関するニュース記事を人民網と共同通信の記事より選んで、日々届くフレッシュなニュースとしてお届けしています。
下記よりご覧ください。