天津開発区管理委員会が22日に発表した情報によると、同委員会はこのほど英科博雅基因科技(天津)有限公司と戦略的連携協定を結び、世界最大の「クローン工場」を建設することを決定した。新華網が伝えた。
同社は北京大学医学研究所、天津国際生物医薬連合研究院、韓国秀岩生命工学研究院と協力し、天津開発区で世界最大の「クローン工場」を建設する。優良使役犬、ペット犬、人類を除く霊長類、優質な肉牛、トップクラスの競走馬といった動物のクローン事業を担当し、畜産品種改良におけるクローン技術の応用、および特殊疾患のモデル動物の提供の実現を加速する。
同社は博雅控股集団の傘下企業で、「クローン工場」プロジェクトを天津で運営する実体企業だ。同社は2015年末までに、中国を含む世界各国に、空港・税関・警察などの特殊任務の遂行に用いる550頭のクローン犬を提供している。