重慶江北空港、トランク用の紫外線殺菌装置を導入

2021年01月05日

　重慶江北国際空港によると、T3Aターミナルビルはこのほど、トランクを消毒できる紫外線殺菌装置4台を導入した。それぞれ、国内安全検査01号、02号入口、国内、国際（香港・澳門＜マカオ＞・台湾地区を含む）到着エリアに設置されている。旅客に無料のセルフトランク消毒サービスを提供している。

　このトランク用紫外線殺菌装置は長さ2メートル、幅1.04メートル、高さ1.6メートルで、12本の紫外線ライトを内蔵し、紫外線照射により旅客のトランクを全方向から消毒する。消毒の有効率は99.99％にのぼり、24時間連続で稼働できる。トランク1個にかかる消毒時間は20秒以内。この装置は電源を入れると自動的にトランクの有無を感知し、ベルトコンベアがトランクを移動させながら、紫外線で360度の方向から高効率で消毒・殺菌を行う。旅客のトランクを消毒するニーズをスピーディに満たせるだけでなく、消毒剤の過度な使用による人為的な二次汚染や、消毒液でトランクが湿り汚れるといった問題も回避し、旅客の移動をより安全かつ快適なものにする。