国家エネルギー局によると、6月末現在の中国全土の発電設備容量は前年同期比8.1%増の約24億4000万kWであった。うち風力発電は同17.2%増の約3億4000万kW、太陽光発電は同25.8%増の約3億4000万kW。人民日報が伝えた。
上半期の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の発電量は同0.7%増の3兆9631億kWh。水力発電、原子力発電、風力発電、太陽光発電などのクリーンエネルギーの発電量は12.8%増の1兆2354億kWhとなり、クリーンエネルギー発電は速い成長を遂げた。具体的に見ると、水力発電は20.3%増、原子力発電は2%増、風力発電は7.8%増、太陽光発電は13.5%増。
また電源と電力網の投資額はいずれも前年同期比で増加した。上半期の中国全土主要発電企業電源プロジェクト投資額は同14%増の2158億元(1元は約20.5円)で、うち太陽光は同283.6%増の631億元。電力網プロジェクト投資額は同9.9%増の1905億元。
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