中国が独自に設計・建造した科学調査船「海洋地質8号」と「海洋地質9号」が28日午前、上海市で正式に進水した。今後は海上試験の段階に移る。人民日報が伝えた。
海洋地質8号は、世界初の6本のケーブルを備えた高精度3次元探査船だ。同船は全海域の水化物の調査、地域地質調査、重点海域油ガス資源調査などの任務の需要を満たすだけでなく、中国製調査船の設計・製造の最高水準を象徴している。
海洋地質9号は水中探査設備を搭載し、水深2500メートルの海底を160メートル掘削し、サンプルを収集することができる。また全海域を調査可能で、深海大洋・極地化学観測及び専門地質調査を行うことになる。
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