北京新空港建設指揮部が16日に発表した情報によると、ターミナルビルのコンクリート構造の最上部を閉じる作業が行われたということだ。同指揮部総指揮の姚亜波氏は「今後は全面的に、鉄筋構造の施工段階に入る。計画に基づき、年末までにターミナルビルが竣工する」と述べた。
新空港の4本の滑走路は「3縦1横」の構造となる。これにより航空機の飛行時間と地上の滑走距離を短縮し、周辺地域への騒音を低減する。
北京新空港プロジェクト担当者の白恒宏氏は「飛行エリアの施工において、新空港は初めて動的圧密成形、衝撃ローリング、振動ローリングなどの施工過程のデジタル化制御を実現した。関連成果は中国と米国で特許出願を行っている。うち動的圧密成形デジタル化制御は、世界初の効率と質における二つの面で飛躍的向上を実現した」と話した。
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