中国が独自開発した次世代時空サーバー「潜竜」が13日、千尋位置網絡有限公司によって正式に発表された。国家北斗地上増強システム「全国をカバーするネット」の建設と運営を担当する同社は、2020年上半期に全国のすべての北斗地上増強ステーションのサーバーの交換を予定している。交換完了後、国家北斗地上増強システムの建設と更新コストは50%以上削減される。中核技術やアルゴリズムなどのすべてが独自制御を実現する。人民日報が伝えた。
IoT(モノのインターネット)、自動運転、スマートシティなどを始めとする新技術・新応用が近年、正確な時空サービスに対してより厳しい要求を突きつけている。すべてがスマート化する時代を見据え設計された時空サーバーの潜竜は、独自開発と設計に2年を費やした、国家北斗衛星地上増強ステーションの中核設備だ。「全国をカバーするネット」は現在、2500以上の北斗地上増強ステーションを持ち、うち半数近くが潜竜時空サーバーへのアップグレードを完了している。
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