米国の食品医薬品局(FDA)は15日、中国企業の百済神州(BeiGene)が自主開発した抗がん剤の新薬「zanubrutinib」が「画期的治療薬」の指定を受け、優先審査を経た上で、市場における販売許可を取得したことを明らかにした。これは全世界のがん患者にとって喜ばしいニュースとなったばかりでなく、中国の新薬研究開発における一里塚的な意味合いを持っている。人民日報アプリが伝えた。
これにより、「zanubrutinib」は中国本土で自主研究開発された抗がん剤の新薬で初めて米国での販売許可を得たばかりでなく、中国の抗がん剤の「輸入のみで輸出なし」という歴史を塗り替えることとなった。
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