積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、電子工業でよく使われる部品で、「電子工業の米」とも呼ばれている。中国では川下需要の低迷から、過去2年間は出荷価格の低下傾向が続き、14カ月以上にわたって値下がりが続いていた。だが今年に入り、出荷量が大幅に増加し、一部メーカーは製品の値上げを発表した。
アナリストによると、今年第1四半期(1~3月)にさまざまなMLCC製品が値上がりし、大容量製品は価格上昇幅が20~40%になった。中国国内の大規模メーカー数社は、生産・販売量が増え、価格が上昇している。今後の出荷予測について、各企業は楽観的な見方を示しており、より多くのメーカーが値上げを計画している。
サイエンスポータルチャイナ事務局が、中国の科学技術に関するニュース記事を人民網と共同通信の記事より選んで、日々届くフレッシュなニュースとしてお届けしています。
下記よりご覧ください。