中国の国際航海科学調査隊は北京時間17日、「深海1号」船により北西太平洋の作業エリアに到達した。18日、有人潜水艇「蛟竜号」は同エリアで初の潜水作業を行った。新華網が伝えた。
「蛟竜号」は2009年8月に初めて長江で潜水試験を完了し、12年7月に西太平洋マリアナ海溝で7000メートル級の海中試験を実施。今年上半期に初めて大西洋を探査し、今回300回目の潜水を行った。
今回の国際航海は自然資源部(省)中国大洋事務管理局が主導し、国家深海拠点管理センターが実施。西太平洋の3カ所の作業エリアで18回の潜水作業を計画している。海山の生物分類群を調査し、海山の位置、環境特性、生物群集の構成を把握し、「国連海洋科学の10年」の「デジタル深海典型生息域」ビッグサイエンスプログラムを支援する。
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