中国湖南省株洲市でこのほど、「ドローン+北斗」低空総合サービスセンターが稼働した。同センターは医療輸送、宅配便配達、農産物・特産品輸送、巡回、緊急物資輸送の低空航路を発表し、市民に常態化サービスを提供する。新華網が伝えた。
同センター職員の遊洋氏は「大型展示会からフードデリバリーの発注を受けた。ドローン配送の場合は信号を待つ必要がなく渋滞もないので、配送時間を70%以上短縮できる」と説明した。
同センターにはドローン「方舟40」のほか、積載量50キロのドローン「方舟150」や、高徳巡回ドローンなどを持つ。遊氏によると、「方舟150」は株洲市炎陵県の高山黄桃を迅速に麓まで届け、高い鮮度保持効果を発揮したという。
同センターは今後、積載量と輸送距離が異なる物流ドローンをさらに導入していく。
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