2024年08月05日-08月09日
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1トン級以上のeVTOL、初めて長江を横断飛行

2024年08月07日

 中国江蘇省南京市で1日、「盛世竜」と名付けられた電動垂直離着陸機(eVTOL)が長江を横断飛行し、川沿いを旋回した後に拠点に戻った。飛行距離は25キロで、往復飛行時間は10分間だった。1トン級以上のeVTOLによる長江横断飛行は今回が初めて。科技日報が伝えた。

 同機は完全電気動力を搭載し、垂直離陸後に空中で固定翼飛行モードに切り替え水平巡航する。柔軟に離着陸できるヘリコプターの特徴を兼ね備え、低騒音で環境にやさしく、コスト面で優れている。

 同機は上海峰飛航空科技有限公司が開発。同社は今年2月に世界初の都市間・海上横断飛行(深圳-珠海)を行い、車で3時間かかる両地域の移動時間を20分に短縮した。5月にはアラブ首長国連邦で2トン級のeVTOLによる距離123キロの飛行に成功した。

 
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