中国衛星測位システム管理弁公室によると、西昌衛星発射センターで19日午前9時14分にキャリアロケット「長征3号B」と「遠征1号」上段ロケットを使い、59、60基目の北斗測位衛星が打ち上げられた。人民網が伝えた。
この衛星群は中軌道(MEO)衛星で、北斗3号世界衛星測位システムが完成してサービスを開始してから打ち上げられた2組目のMEO衛星だ。軌道に投入されて軌道上試験を完了した後には、北斗衛星測位システムに接続される。
今回打ち上げられた2基の衛星は、次世代北斗システム新技術の試験と試用を行う。前期のMEOネットワーク構築衛星と比べて、原子時計のスペックがアップグレードされ、新型衛星間リンク端末を搭載。北斗3号世界衛星測位システムの信頼性や測位・ナビゲーション・時報、世界ショートメッセージ通信などの機能をさらに高めることになる。
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