中国国家原子能機構によると、ウィーンで開かれた第68回国際原子力機関(IAEA)総会の期間中、中国国家原子能機構は「開放と協力・発展を共有」と題した原子力科学研究施設の開放共有に関するテーマ別イベントを行った。国家原子能機構の劉敬副主任、IAEAのチュダコフ事務次長らが会議に出席し、あいさつした。人民網が伝えた。
劉氏は「中国のIAEA加盟40周年を迎えるに当たり、中国は世界各国及びグローバルサウスに向けて中国の12の原子力科学研究施設と実験プラットフォームを開放することを決めた」と表明した。これには原子力基礎科学研究、材料・部品放射線テスト、同位体生産、原子炉熱水力学、原子力環境シミュレーション及び原子力設備テスト、放射性廃棄物処理・処置、核融合実験研究などが含まれる。
中国はすでに8つのIAEA協力センターを設立しており、フランスやロシア、EUなどと原子力科学技術研究開発協力メカニズムを構築している。
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