中国安徽省蕪湖市湾沚区にある航空産業パーク「航空小鎮」(航空タウン)は、2018年に設立された先進製造カテゴリーの「特色ある町」だ。新華網が伝えた。
2013年、中電科蕪湖鑚石飛機製造有限公司が湾沚区に設立された。同社にけん引される形で、湾沚区には今や「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)産業チェーンの川上・川下の企業が200社近く集まる「航空小鎮」が形成されている。
ここでは、ドローンや航空用エンジン、プロペラ、航空運営サービスなどの産業チェーンが出来上がっており、「航空小鎮」内の企業だけで、独自の知的財産権を持つ汎用機を1機生産することがほぼ可能になっている。
蕪湖市では近年、科学技術イノベーションで産業発展をけん引し、「低空経済」の質の高い「離陸」を加速している。

(画像提供:人民網)