「中国インターネット視聴発展研究報告(2023)」によると、2022年12月現在、中国のインターネット視聴ユーザー数は10億4000万人で、インスタントメッセンジャーのユーザー数(10億3800万人)を上回り、最大規模のインターネットアプリケーションとなった。環球網が伝えた。
2022年におけるインターネット視聴関連産業の市場規模は、前年比4.4%増の7274億4000万元(1元=約19円)だった。うちショート動画は2928億3000万元で全体の40.3%を占め、産業成長の主な原動力となった。これに続くのがライブ配信の1249億6000万元(全体の17.2%)で、これらがインターネット視聴市場を牽引する重要な要素となった。
報告によると、新規ネットユーザーの24.3%がインターネットでショート動画を見ており、ショート動画の新規ユーザー獲得能力がインスタントメッセンジャーを大きく上回り、他のアプリケーションに大きな差をつけた。22年12月現在、ショート動画ユーザー数は前年比7770万人増の10億1200万人(8.3%増)で、ネットユーザー全体の94.8%を占めた。
22年のライブ配信ユーザー数は7億5100万人で、ショート動画に次いで2番目のインターネット視聴アプリケーションとなった。ライブ配信はエンターテインメントや教育、ビジネスなどの分野に浸透しており、今後の発展の見通しは明るい。
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