中国の国有宇宙開発大手、中国航天科技集団は17日、気象衛星「風雲3号G星」がこのほど、無事に軌道投入されたと明らかにした。アクティブセンサを搭載した降水観測衛星が、中国で初めて打ち上げに成功した。環球網が伝えた。
「風雲3号G星」は中国初の低軌道太陽非同期傾斜軌道気象衛星であり、中国初、世界で3基目のアクティブセンサを搭載した降水観測衛星でもある。衛星はアクティブセンサによる降水観測レーダー、マイクロ波画像装置、中分解能スペクトル画像装置などの4台(セット)の業務ペイロードを備えており、中国の降水3次元クロマトグラフィー探査データの空白を埋めるものとなる。
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