中国河南省の「2023年5Gネットワーク建設と産業発展加速に関する活動案」がこのほど、通達された。同案では、今年末までに省内の5G基地局数が18万カ所を上回り、5Gプロジェクトの年間投資額が200億元(1元=約19円)を超えるよう明記された。中国新聞網が伝えた。
同案では、河南省5Gネットワークの重点シーン、ホットスポット、農村ホットスポットの5G人口カバー率を23年末に100%とし、行政村の人口カバー率90%超を目指すとの発展目標が示された。また、5G産業の重点プロジェクトや重点企業を誘致、育成し、省全体の5Gプロジェクト年間投資額を200億元以上とし、省級5G産業特色パーク3~5カ所を育成、構築する。さらに、5G融合応用プロジェクトを引き続き実施し、重点業界分野に焦点を当て、30件以上の5G応用シーンモデルプロジェクトを選定する。
計画によると、河南省はスマート端末産業の発展を強化し、世界レベルの5Gスマート端末製造クラスターを構築。鄭州、鶴壁、焦作、南陽、商丘、駐馬店、済源などで5Gスマート端末関連協力エリアの建設を推進し、5Gスマート端末生産製造拠点1カ所と複数の関連産業拠点の産業構造を形成する。
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