中国海南省白沙黎(リー)族自治県で9日、「2023海南白沙茶産業団体標準発表会・薄沙ブランド『白沙緑茶』カーボンラベル導入式典」が行われた。会場では、同省初の茶葉カーボンラベルである薄沙ブランド「白沙緑茶」カーボンラベルが発表された。人民日報海外版が伝えた。
海南省環境科学研究院の呉暁晨副院長は式典で、同ラベルの制定プロセスを説明した。「白沙緑茶」1キロ当たりのライフサイクル排出量はCO2e(二酸化炭素換算値)マイナス9.22キロに相当する。マイナスの場合、CO2の吸収を意味し、カーボンシンクとしての茶製品の価値を示している。
消費者はカーボンラベルを通じて、茶葉生産プロセスにおける「グリーン(環境配慮)」と「クリーン」の程度を知ることができ、茶製品のプレミアム化により、グリーン産業チェーンの発展と農家の収入増が促進される。
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