第20回上海国際自動車工業展覧会(上海国際モーターショー2023)が18日、「自動車の新時代を抱く」をテーマとして、中国国家会展中心(上海)で始まった。36万平方メートル以上の展示面積に、世界の企業1000社以上が出展した。
来場者の話によると、今年の上海モーターショーは世界初公開の新車が100モデル以上あり、メディア発表会も100回以上行われる。
新エネルギー車も大きな注目点となっている。蔚来(NIO)や理想(Li Auto)、哪吒(NETA)、嵐図(VOYAH)、極狐(ARCFOX)、零跑(Leapmotor)、高合(HiPhi)、欧拉(ORA)などの新エネ車ブランドの展示ブースには、各モデルがずらりと並び、多くの来場者の注目を集めていた。
新車発表だけでなく、今回は新ブランドのモデルも複数見ることができる。比亜迪(BYD)の高級車ブランド「仰望」は初の独立ブランドとしてモーターショーに参加。100万元(1元=約20円)クラスのタフな新エネルギー・オフロード車「仰望U8」や、同じく100万元クラスのバッテリー電気自動車(BEV)タイプのスーパーカー「仰望U9」を披露した。ハイエンドBクラスBEV性能SUV「宋L」は「前衛、スポーツ、テクノロジー」を開発理念とし、ファッションとスポーツ性を追求する若いユーザーをターゲットにしている。比亜迪の「海鴎」や「海豹」などのBEVも世界最新の技術を搭載して華々しく登場した。
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