雲南農業大学の研究者は長年の努力を経て、雲南省のコーヒー遺伝資源と科学研究プラットフォームの優位性を活用し、中国初のコーヒー発酵専用微生物菌株資源バンク(CFMRD)を完成させた。コーヒー産業の発展に科学技術のサポートを提供する。科技日報が伝えた。
コーヒーは重要な商品作物で、その生産量と消費量は世界3大飲料のトップを占めている。中でも発酵は、コーヒーの質を高め、味を決める重要なサイクルとなっており、微生物による発酵の制御は、コーヒーの味を安定させ、香りと酸味を高め、高品質コーヒーの生産率を高める重要な手段といえる。
雲南農業大学は近年、プロジェクトチームを設立し、コーヒー発酵菌株を体系的に分離することにより、分類学的鑑定と機能評価を実施。微生物の保存、多相分類学鑑定、現代的微生物菌株管理などの技術を利用し、3030株のコーヒー発酵専用微生物菌株を有する資源バンクを初めて完成させ、中国のコーヒー発酵微生物遺伝資源の基礎を固めた。
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