中国自然資源部(省)は6日、「国家生態保護・修復公報2024」を発表した。中国が公報の形で生態保護・修復活動を全面的に示すのは今回が初めてとなる。中央テレビ網が伝えた。
公報は、国家生態保護・修復の実践例、国家生態保護・修復体制、国土空間自然生態評価、国土空間生態保護・修復行動、緑の地球への中国の貢献の5つの部分から構成されている。
公報によると、中国の生態保護・修復体制は持続的に整備され、49カ所の国家重点生態機能エリアが配置された。生態保護レッドライン制度を提案・実施し、世界最大規模の国家公園体制を構築し、49カ所の国家公園候補エリアを定めている。また、全国90%以上の代表的な生態系と、300種以上の希少・絶滅危惧野生動植物を効果的に保護し、国家生態安全バリアの重要地域について52件の中国山水プロジェクトを実施するとともに、6万7000平方キロの修復と整備を完了した。さらに、約1680キロの海岸線と約500平方キロの沿岸湿地を修復・保全した。鉱産資源集中開発エリアでは、累計3200平方キロ以上の廃鉱山の修復と保全を行った。
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