中国黒竜江省にあるジャムス気象衛星地上局は、2007年に建設された中国最東端かつ最北端の国家級気象衛星地上受信局だ。現在は各種アンテナ設備や関連末端データ処理システムがあり、中国気象衛星「4局・1センター」地上受信局ネットワークの重要な構成部分になっている。新華網が伝えた。
同局は稼働後、衛星地上受信、衛星リモートセンシング応用、衛星科学教育などの業務を実施。気象衛星データによる国家食糧生産安全などへのサポートを積極的に推進し、「全国科学教育拠点」などにも選ばれた。
黒竜江省ジャムス市では、ジャムス気象衛星地上局のほか、北斗測位装置、商業衛星地上局・地域応用サービスセンター、重興機械ハイエンド中・大型衛星グレーダーといった衛星産業プロジェクトが実施されている。
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