中国黒竜江省大興安嶺地区漠河市の北極村は、中国最北端の村として知られるが、ここでも5Gネットワークによるスマートライフが進んでいる。人民日報が伝えた。
同村で民宿を営む杜欣員さんは「インターネットの発達によって、風景を鑑賞しながら写真や動画を投稿することができる。観光客は民宿でもスマートライフを満喫でき、民宿ビジネスは良くなっている」と説明。「部屋には光回線Wi-Fiルーターを設置している。ライブ配信もスムーズにできる」と述べた。
北極村は中国の国家5Aクラス観光風景区にもなっている。同村党支部副書記の韓雪婷氏は「ここの情報サービスは中国各地と同時進行だ。大興安嶺地区の情報の『大動脈』を貫くため、中国移動スマートホーム運営センターと中国移動黒竜江公司が新型情報インフラの整備水準とネットワークサービス能力を大幅に高めている。北極村は5Gネットワークフルカバーを基礎に、1000Mbps光回線のアップグレードを行い、農村スマート観光の発展を推進し、村人の生活をより良くしている」と強調した。
同村でラーメン店を経営する李春峰さんは、村のスマートライフを満喫している。「自宅は1000Mbpsネットワークで、利用客からは通信速度が速いと言われる。この室内カメラは動画を30日前まで再生できる機能を持つ。これらのスマート製品で私たちの生活は大きく変わった」と語った。
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