中国国務院新聞弁公室は、第7回デジタル中国建設サミットについての記者会見を行い、国家データ局局長の劉烈宏氏が「第7回デジタル中国建設サミットが5月24日から25日まで福建省福州市で開催される」と明らかにした。中国新聞網が伝えた。
劉氏は「デジタル中国建設サミットは党中央・国務院の『デジタル中国建設の全体配置計画』を実行するための重要な措置だ。2017年から現在まで6回連続で開催されており、1700人以上の専門家・学者が出席し、1800以上の機関が出展し、2600件近くのデジタル経済プロジェクトの調印・実施を促した」と説明した。
今回のサミットは国家データ作業システムの最適化調整後初のデジタル中国建設サミットで、テーマは「データ要素の価値を解放し、新たな質の生産力を発展させる」。全体案は①新型生産要素としてのデータに焦点を当て、データ要素の増幅、相乗、倍増効果を十分に発揮させる②データインフラ・データ資源システムの基礎固めに焦点を当て、ハイレベルのデジタル化サポートを強化する③次世代デジタル技術に焦点を当て、経済・社会発展の活性化を推進する-の「3つの焦点」を強調している。
開幕式とメインフォーラムでは来賓が発言し「デジタル中国発展報告書(2023年)」が発表され、「2024全国民デジタル素養・技術向上月間」始動セレモニーなどが行われる。また、データ資源とデジタルセキュリティ、デジタル経済、デジタル政務、デジタル文化、デジタル社会、デジタルエコ文明など13のサブフォーラムが開かれ、展示エリアでは各分野のデジタル化の最新成果が展示される。
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