4月15日から5月5日まで開かれている第135回中国輸出入商品交易会(広州交易会)で、中国製の電動スーツケースが注目を集めている。荷物を中に入れることができるだけでなく、椅子代わりとして使ったり、上に乗って移動することもできる。そんな一石三鳥とも言える商品は、海外から来たバイヤーのハートをがっちりと掴んでいる。新華社が伝えた。
電動スーツケースを出展した常州愛爾威智能科技の責任者は「常州から運んできた1000個以上の電動スーツケースが売り切れ、受注数はすでに1万個を超えた。この電動スーツケースは昨年、30万個以上輸出しており、今回の交易会でも問い合わせが殺到している」と語った。
統計によると、今回の広州交易会に出展した企業のうち、国家級ハイテク企業や製造業のニッチトップ、「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」の小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)は5500社以上で、前回よりも20%増えている。
数秒でビジネスファイルを生成してくれる大規模AIモデルは、各種シーンで応用することができ、ユーザーの生産効率や質を高め、実際のニーズを満たすことができる。床掃除や窓拭き、草刈りなど、多種多彩なスマートロボットも今回、次々と披露されている。さまざまな環境を察知したり、AI音声対話機能が搭載されたりと、ロボットのソフトウェアもアップデートしており、ロボットがどんどん「有能」になっている。形を変えることができるフレキシブルテレビには、有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されており、曲率を調整して最も良い角度でテレビを見ることができる。消費者のニーズに寄り添ったこれらの家電も海外から来たバイヤーの間で人気となっている。
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