中国陝西省でこのほど開かれた第6回全国(楊凌)アブラナ科学技術大会で、陝西省ハイブリッドアブラナ研究センターの育種チームが、油分含有量66%のアブラナ遺伝資源の育成に成功したことを発表した。データはすでに国家食糧局西安油脂食品・飼料品質監督検査センターの認証を得ており、現在知られている中で最も油分含有量が多いアブラナ遺伝資源となる。新華社が伝えた。
同センター育種研究室の董育紅室長は「今回の成果は油分含有量が多いアブラナ遺伝資源育成にとって新たな進展となった。これは中国のアブラナ育種が世界トップレベルになったことを意味する」と述べた。
同センターの育種チームは油分40%前後のアブラナから出発し、さまざまな技術手段を採用し、選別などを行うことで油分含有量が多い遺伝子を集約した。長年の研究を経て、最終的に66%の高油分含有量のアブラナ遺伝資源を育成した。
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