中国衛星測位システム管理弁公室はこのほど、北斗衛星測位システムプロジェクト建設30周年記念シンポジウムを北京で開催し、「2035年までの北斗衛星測位システム発展計画」を発表した。人民網が伝えた。
同計画によると、中国は今後、北斗3号システムの安定運用を確保した上で、より先進的な技術、より強力な機能、より優れたサービスを備えた次世代北斗システムを構築し、2035年に構築を完了する予定だ。
次世代北斗システムは、正確で信頼性が高く、オンデマンドアクセスが可能で、スマート化・ネットワーク化・柔軟化という特徴を持つ。世界のユーザーに、地上の開放空間と地球近傍空間をカバーしたメートル級~デシメートル級のナビゲーション・測位、タイミングサービスを提供する。
主要技術の研究開発は25年に完了し、27年ごろに3基の試験衛星を打ち上げて次世代新技術システムの試験を行い、29年ごろに次世代北斗システムネットワーク衛星の打ち上げを開始する予定だ。
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