中国工業・情報化部(省)は3日、国内主要都市における5G応用の評価状況について報告した。主要16都市の平均5G個人ユーザー普及率は87.6%で、広州、深圳、杭州がトップ3となった。中国新聞網が伝えた。
評価が行われた主要16都市は、北京、上海、広東省の広州、深圳、東莞、仏山、江蘇省の南京、蘇州、無錫、浙江省の杭州、寧波、山東省の済南、青島、安徽省の合肥、河南省の鄭州、湖北省の武漢だった。
評価結果によると、16都市はデータ通信量の増加、接続規模、応用革新、ネットワーク構築、政策措置などでブレイクスルーを果たし、政策支援や市場育成などで牽引的役割を果たしている。
報告によると、5Gデータ通信量の面では、中国国内の5G個人ユーザー普及率が60%を超え、5Gネットワークへの接続がデータ通信量に占める割合は56.1%となった。主要都市の平均5G個人ユーザー普及率は87.6%で、トップ3の広州(105.94%)、深圳(101.77%)、杭州(99.34%)は全国平均を大きく上回っている。
5Gネットワーク構築の面では、中国国内で累計364万7000カ所の5G基地局が建設された。1万人当たりの5G基地局数は26カ所で、主要都市では1万人当たり39.68カ所となっている。
5G応用の接続の面では、中国国内の5G IoT(モノのインターネット)端末接続数は4000万を超えた。主要都市の5G IoT端末の接続数は1796万3400で、国内総数の40%を占めた。