中国工業・情報化部(省)など12部門はこのほど、5G大規模応用の高度化に関する計画を発表し、2027年末までに「能力の普及、応用の拡大、恩恵の共有」という発展の枠組みを構築し、5G大規模応用を全面的に実現する方針を打ち出した。人民網が伝えた。
5Gはデジタル経済時代におけるIoE(インターネットで全てのものをつなぐこと)やデータ流通を支える重要な情報インフラとして、広範囲の接続を通じて人工知能(AI)やビッグデータなどさまざまなデジタル技術の融合イノベーションを促進し、新たな質の生産力を発展させるための重要な要素となっている。
計画では27年末までに、人口1万人当たりの5G基地局数を38カ所に増やし、個人ユーザーの5G普及率を85%以上に引き上げ、ネットワークデータ通信量に占める5Gの割合を75%以上にし、5Gによるモノのインターネット(IoT)デバイス接続数を1億以上にすることを目指す。