中国科学院高エネルギー物理研究所によると、国家重要科学技術インフラである高エネルギーシンクロトロン放射光源(HEPS)のストレージリングの全真空閉リングが完成した。これにより、ストレージリングの全リングがつながり、連携調整の段階に入った。新華網が伝えた。
HEPSは中国科学院高エネルギー物理研究所が建設を担当する北京懐柔科学城の中核装置で、HEPSストレージリングのビーム軌道周長は約1360.4メートルとなっている。高エネルギーで高品質の電子ビームの貯蔵に使われるとともに、シンクロトロン放射光を発生させることができる。
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