中国広東省広州市で20日、2024中国量子計算産業サミット兼量子計算開発者大会が開かれた。その中で、中国初の量子計算産業連盟「本源量子計算産業連盟」の加盟機関数が100を超えたことが明らかになった。中国新聞社が伝えた。
量子コンピューターはその優れた並列計算能力により、次世代情報技術革命の重要な原動力になると見なされている。本源量子計算産業連盟の関係者によると、同連盟は資源共有、技術交流、共同研究開発を通じ、量子計算のハードウェア、ソフトウェア、アルゴリズムなどの分野で研究・イノベーションを行い、量子コンピューターの「実験室から市場への進出」を加速させる。
同連盟は2018年に設立。現在の加盟機関は102で、内訳は川上・川下生産製造連盟が18機関、応用生態連盟が54機関、科学教育連盟が30機関となっている。今回契約に署名して加盟した13機関には、中国連合網絡通信集団有限公司、甘粛省計算センター、湖北大学などが含まれ、通信、航空・宇宙、先進計算、ライフサイエンスなどの分野に及んでいる。
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