【24-38】定点観測シリーズ 中国の宇宙開発動向(その27)
辻野照久(元宇宙航空研究開発機構国際部参事) 2024年04月26日
今回は、定点観測シリーズの第27回目として、2024年1月1日から3月31日までの3か月間の中国の宇宙開発動向をお伝えする。全世界の打上げ回数62回のうち、過半数となる32回を米国が占め、そのうち31回はスペースX社のFalcon 9によるもので、ロケット機体の回収にもすべて成功した。2位の中国は約25%の14回、3位のロシアは約8%の5回で、米中ロの差は広がっている。中国の国有宇宙企業である中国航天科技集団公司(CASC)は2月26日に「2023年中国宇宙活動青書」を発表した[1]。2024年の打上げ回数は100回前後、衛星数は290機以上になると予測している。
本期間における中国の各ミッション分野を見ると、貨物輸送船「天舟7号」の打上げ、「引力1号」という新型ロケットの打上げ、月の裏側に着陸してサンプルリターンを行う計画の「嫦娥6号」のデータ中継を担う「鵲橋2号」の打上げ、米国のStarlink計画に対抗する中国のインターネット通信衛星「国網」の静止軌道衛星の打上げ、有人月探査を目指す「長征10号」ロケット(開発中の「長征9号」の約半分の性能)の計画発表など、新時代の多彩な宇宙開発を着実に進めている。
2024年第1四半期の世界のロケット打上げ状況
本期間のロケット打上げ回数は、中国が14回、米国が32回、ロシアが5回、ニュージーランド(NZ)が4回、インドが2回、日本が3回(うち1回はスペースワン社のKAIROSロケットの和歌山県からの打上げ失敗)、イランが2回で、全世界で62回であった。表1に2024年3月末までの世界各国のロケット打上げ回数を示す。
*1 米国の[ ]内はスペースX社の打上げ回数(内訳) | |||||||||
期間 | 中国 | 米国*1 | ロシア | NZ | インド | 日本 | 欧州 | イラン | 世界計 |
1月-3月 | 14 | 32[31] | 5 | 4 | 2 | 3(★1) | 2 | 62(★1) |
中国と米スペースX社のロケット・衛星打上げ状況
この期間に中国は14回の打上げを行い、自国衛星49機とエジプト衛星1機を打ち上げた。自国衛星のうち、地球観測衛星(気象衛星を含む)は19機、測位補強(航行測位の一環)衛星は11機。通信放送衛星は1機、貨物輸送船は1機、月探査機は3機、宇宙科学衛星は1機、技術試験衛星は13機(うち2機は予定の軌道投入に失敗)である。
表2に中国の打上げに使われたロケットや軌道投入された衛星などの一覧表、表3にロケット種別による2024年3月までの中国の打上げ回数と衛星数を示す。
国際標識番号の*は英字が未定であることを示す。 | ||||||||
衛星名 | 国際標識番号 | 打上げ年月日 | 打上げロケット | 射場 | 衛星保有者 | ミッション | 軌道 | |
Tianmu 1 15 | 天目 | 2024-004* | 2024/1/5 | 快舟1A | 酒泉 | 寰宇衛星 | 気象観測 | LEO |
Tianmu 1 16 | 2024-004* | |||||||
Tianmu 1 17 | 2024-004* | |||||||
Tianmu 1 18 | 2024-004* | |||||||
Aiyinsitan Tanzhen | 愛因斯坦探針 | 2024-007A | 2024/1/9 | 長征2C(3) | 西昌 | 科学技術部 (MOST) |
宇宙科学 | LEO |
Tianxing 1-02 | 天行 | 2024-008A | 2024/1/11 | 快舟1A | 酒泉 | 技術試験 | LEO | |
Yunyao -1 18 | 雲遥 | 2024-009A | 2024/1/11 | 引力1 | 酒泉 | 雲遥宇航 | 技術試験 | LEO |
Yunyao -1 19 | 2024-009B | |||||||
Yunyao -1 20 | 2024-009C | |||||||
Tianzhou 7 | 天舟 | 2024-013A | 2024/1/17 | 長征7 | 文昌 | 貨物輸送 | LEO | |
Nanjing | 南京 | 2024-013* | 技術試験 | |||||
Taijing-1 03 | 泰景 | 2024-016* | 2024/1/23 | 中科1 | 酒泉 | 微納星空 (Minospace) |
地球観測 | LEO |
Taijing-2 02 | 2024-016* | |||||||
Taijing-2 04 | 2024-016* | |||||||
Taijing-3 02 | 2024-016* | |||||||
Taijing-4 02 | 2024-016* | |||||||
GeeSAT 02 01-11 (11機) |
吉利星座 | 2024-023A-L | 2024/2/2 | 長征2C(3) | 西昌 | 吉利科技集団 | 測位補強 | LEO |
NExSAT 1 | 2024-024* | 2024/2/3 | 捷龍3 | 洋上 | エジプト NARSS |
地球観測 | SSO | |
DRO-L | 2024-024* | 北京星河動力装備科技 | 技術試験 | |||||
Weihai 1-01 | 威海 | 2024-024* | ハルビン工業大学 | |||||
Weihai 1-02 | 2024-024* | |||||||
Xingshidai 18 | 星時代 | 2024-024* |
Minospace |
|||||
Xingshidai 19 | 2024-024* | |||||||
Xingshidai 20 | 2024-024* | |||||||
Yantai 2 | 煙台 | 2024-024* | 陸海空間信息技術 | |||||
Zhixing 2A | 智星 | 2024-024* | ||||||
Tongxin Jishu Shiyan 11 | 通信技術試験 | 2024-037A | 2024/2/23 | 長征5 | 文昌 | CAST | 技術試験 | GEO |
Hulianwang Gaogui Weixing 01 |
互聯網高軌衛星 | 2024-040A | 2024/3/1 | 長征3B/G3 | 西昌 | 国網 | 通信放送 | GEO |
DRO-A | 2024-048* | 2024/3/13 | 長征2C(3) | 西昌 | 北京星河動力装備科技 | 技術試験 | 所定軌道投入失敗 | |
DRO-B | 2024-048* | |||||||
Queqiao-2 | 鵲橋 | 2024-051* | 2024/3/20 | 長征8(1) | 文昌 | CNSA | 月探査中継 | DS |
Tiandu 1 | 天都 | 2024-051* | 月周回通信・測位 | DS | ||||
Tiandu 2 | 2024-051* | |||||||
Yunhai 2-07 | 雲海 | 2024-052* | 2024/3/21 | 長征2D(2) /遠征3 |
酒泉 | SAST | 気象観測 | LEO |
Yunhai 2-08 | 2024-052* | |||||||
Yunhai 2-09 | 2024-052* | |||||||
Yunhai 2-10 | 2024-052* | |||||||
Yunhai 2-11 | 2024-052* | |||||||
Yunhai 2-12 | 2024-052* | |||||||
Yunhai 3-02 | 雲海 | 2024-058A | 2024/3/26 | 長征6A | 酒泉 | SAST | 気象観測 | SSO |
ロケット種別 | 長征2 | 長征3 | 長征4 | 長征5 | 長征6 | 長征7 | 長征8 | 長征11 | 捷龍 |
打上げ回数 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
衛星数 | 20 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 9(1) |
ロケット種別 | 快舟 | 中科 | 双曲線 | 穀神星 | 朱雀 | 引力1 | 計 |
打上げ機関 | CASIC | CAS | 星際栄耀 | 星河動力 | 藍箭航天 | 東方空間 | |
打上げ回数 | 2 | 1 | 1 | 14 | |||
衛星数 | 5 | 5 | 3 | 50(1) |
スペースX社はFalcon 9の31回の打上げで、トルコ初の宇宙飛行士らが搭乗した有人宇宙船「Crew Dragon Ax3」、ISS長期滞在の「Crew Dragon 8」、貨物輸送の「Dragon CRS-30」並びにノースロップ・グラマン社の「Cygnus CRS-20」、NASAの地球観測衛星「PACE」、米国早期警戒衛星6機、軍事衛星2機(Starlinkと相乗り)、月探査機「Nova-C」(月の南極着陸に成功)など2機、スウェーデン/米の「Ovzon 3」衛星、インドネシアの静止通信衛星「Marah Puthy 1」、ユーテルサットの静止通信衛星「Eutelsat 36D」、各国衛星52機、及び自社のLEO通信衛星「Spacelink」453機(打上げ回数20回)の打上げを行った。以上の合計で、計523機となる。なお、3月は月間最多の12回の打上げを行った(これまでは最大10回)。
Starshipの3回目の試験打上げが3月14日に行われたが、衛星の軌道投入はなく、着陸に失敗した(打上げ数にカウントしない)。
宇宙ミッション1 地球観測分野
(1) 上海航天技術研究院(SAST)の気象衛星
SASTはこれまでに「雲海(Yunhai:YH)」衛星を11機打ち上げており、本期間には2回の打上げで7機の衛星を打ち上げ、累計18機となった。
3月21日、長征2D/遠征3ロケットにより「雲海2」シリーズの6機(07号~12号)を同時に打ち上げた[2]。このシリーズは軌道傾斜角が約50度で、高度が約500kmと1000kmの軌道に半数ずつ打ち上げている。
SASTは3月26日にも、「雲海3 02号」を長征6Aロケットにより打ち上げた[3]。高度約850kmの太陽同期軌道である。
「雲海」はGPS掩蔽などを利用して気象予測に役立つデータを収集するもので、気象観測だけでなく測位補強や災害予知などの研究にも利用される。光学カメラ等は搭載していない。
(2) 中国科学院関係の地球観測衛星
1月23日、中国科学院に属する北京中科宇航技術有限公司[4]が開発した「中科(Zhongke)1号」(別名:「力箭(Lijian)1号」)ロケットにより、微納星空公司[5]は「泰景(Taijing)」シリーズの地球観測衛星5機を同時に打ち上げた[6]。
(3) 民間の気象衛星
① 「天目(Tianmu)」衛星
1月5日、寰宇衛星(Huanyu Weixing、Xiyong Microelectronics Park)は気象観測衛星「天目」シリーズの衛星4機(15号~18号)を「快舟1A」ロケットにより打ち上げた[7]。同シリーズの累積衛星数は22機となった。
②「星時代(Xingshidai)」3機
「星時代」とは、192機のAI衛星で構成される微納星空公司の衛星コンステレーション計画の名称である[8]。
2月3日、微納星空公司は「捷龍3」ロケットにより「星時代」シリーズの衛星3機(18号~20号)を同時に打ち上げた。
宇宙ミッション2 通信放送分野
(1) 国有企業の通信放送衛星
3月1日、国有企業の国網(Guowang)公司はインターネット通信衛星「互聯網高軌衛星(Hulianwang Gaogui Weixing:HG)01」を「長征3B/G3」ロケットにより打ち上げた[9]。
3月31日時点で東経33度の静止衛星となっている[10]。少なくとも3機の静止衛星を打ち上げて宇宙インフラとして整備するものと考えられる。航行測位衛星の分野では中国の「北斗3」の衛星群が静止衛星・準天頂衛星・中高度軌道衛星を組み合わせて、米国のNAVSTAR衛星群(GPS)を上回る世界最高水準の衛星群を構築していることから、スペースX社のStarlink計画とは異なる設計思想でインターネット通信の顧客獲得競争における差別化を図る意図があるとみられる。
宇宙ミッション3 航行測位分野
(1)民間の測位補強衛星群「吉利星座(Jili Xingzuo)」
2月2日、吉利科技集団有限公司[11](Jili、Geree)は測位補強用の衛星群「吉利星座[12](GeeSAT)」の第2組11機を「長征2C(3)」ロケットにより打ち上げた[13]。「長征2C」ロケットの同時打上げ数としては過去最大である。2022年打上げの第1組と合わせて20機となった。
宇宙ミッション4 有人宇宙活動分野
(1) 中国宇宙ステーション(CSS)における船外活動
3月2日、CSS滞在中の「神舟(Shenzhou)17号」の宇宙飛行士は第2回目の船外活動を完了した[14]。
(2)貨物輸送船「天舟(Tianzhou:TZ)7号」
1月17日、中国は貨物輸送船「天舟7号」を打ち上げ、CSSとのドッキングに成功した[15]。放出予定の技術試験衛星「南京(Nangjing)」を搭載している。昨年打上げの「天舟6号」は消失前に技術試験衛星「大連(Dalian)」を放出し、軌道投入に成功した。
(3)有人月探査計画
3月1日、中国は有人月探査の新たな計画を発表した[16]。地球周回用から発展させた有人月宇宙船は「夢舟(Mengzhou)」、有人月着陸船は「攬月(Lanyue)」と名付けられた。「攬」は「人心収攬」などと使われ、「手に取る」という意味である。また、打上げロケットは低軌道(LEO)に70トンの投入能力を持つ「長征10号」と命名された。なお、有人月探査用として開発中の「長征9号」は2倍のLEO140トンを目指しており、「長征10号」は「長征9号」開発の途中経過として月輸送の運用開始時期を早める狙いがあるとみられる。米国主導のアルテミス計画の時間的競争を重視して、開発スピードの向上やコスト削減のために有効とされるコンカレント・エンジニアリングを適用して、LEO23トンの打上げ能力を持つ「長征5B」に比べてはるかに高性能のロケットを早期に完成させる目標達成に邁進しているとみられる。なお、米国のアルテミス計画では2026年にも有人月着陸が行われる可能があるが、これまでの開発ペースから見ても数年程度の遅れはありえるので、中国としてもできるだけ早く有人月着陸を成功させたいところであろう。
宇宙ミッション5 宇宙科学分野
(1)X線天文観測衛星(Einstein Probe)
1月9日、科学技術部(MOST)は宇宙科学衛星「愛因斯坦探針」(Aiyinsitan Tanzhen、アインシュタイン・プローブ)を「長征2C(3)」ロケットにより打ち上げた[17]。高度約600km、軌道傾斜角29度のLEO衛星である。ミッションはX線天文観測[18]。
(2)月の裏側探査中継衛星「鵲橋」(Queqiao)及び月周回通信衛星「天都」(Tiandu)
月の裏側の着陸機と地球の通信を中継する「鵲橋2号」は3月20日に「長征8号」により打ち上げられた[19]。「鵲橋2号」は2月7日に今年前半の打上げが発表され[20]、早々と打上げに成功した。今後、「嫦娥(Chang'e)4号」(2019年月着陸)、「嫦娥6号」、「嫦娥7号」及び「嫦娥8号」の4つのミッションにおいて月の裏側-地球間のデータ中継支援を行う予定。
月を周回する2機の通信衛星「天都1号」及び「天都2号」も同時に打ち上げられた。月での航行測位の技術試験も行う。「天都」と類似の月周回衛星としては、日本でも「かぐや」の副衛星として「おきな」と「おうな」の2機が通信中継を行った。
宇宙ミッション6 新技術実証分野
技術試験衛星は「天舟7号」に搭載された「南京」の他に、以下の12機が打ち上げられた。
(1)「通信技術試験衛星(Tongxin Jishu Shiyan:TJS)」
2月23日、CASCは「長征5号」ロケットにより「通信技術試験衛星11号」を打ち上げた[21]。3月末の時点で東経120度の静止軌道にある。
(2)「雲遥(Yunyao)」3機
1月11日、天津雲遥宇航科技公司は、技術試験衛星「雲遥」18~20号の3機を「引力1号」ロケットにより打ち上げた。
(3)2月3日打上げの8機の相乗り衛星
以下は2月4日にエジプト地球観測衛星「NExSAT 1」や3機の「星時代」とともに打ち上げられた5機の中国衛星である[22]。
① 「煙台(Yantai)2」
山東省の陸海空間(煙台)信息技術公司[23]が運用する「煙台2号」(別名:東方慧眼星座高分01星)衛星は、中国空間技術研究院(CAST)が開発した。
② 「威海(Weihai)」1-01及び1-02の2機
「威海1号」はハルビン工業大学が開発し運用する衛星群である。「威海壹号01星[24]」と同時に打ち上げられた「威海壹号02星[25]」は、別名「創新(Chuangxin)17号」とも呼ばれる。ミッションは海洋における目標物探査や航行安全に資する情報提供などである。
③ 「智星(Zhixing)2A」
智星2Aは山東省の機関が開発したXバンド合成開口レーダ(SAR)衛星である[26]。
④ 「DRO-L」
N2YOによれば、「DRO-L」などエジプト衛星と同時に打ち上げられた衛星は、高度約500kmの太陽同期極軌道(SSO)に投入された[27]。詳細は不明である。
(4) 「天行(Tianxing)」
1月11日、軍関係の機関が「快舟1A」ロケットにより「天行1号02」を打ち上げた[28]。主なミッションは宇宙環境観測の試験である。初号機の「天行1号」は2022年6月打上げ[29]。
(5) 「DRO」A,Bの2機
3月13日、北京星河動力装備科技は「長征2C(3)」により「DRO-A」と「DRO-B」の2機を打ち上げた。上段ロケットの不具合により衛星は2機とも予定外の軌道に投入された[30]。
宇宙ミッション7 宇宙輸送分野
1月11日、東方空間(ORIENSPACE)は、LEO6.5トンの打上げ能力を有する中量級4段式固体ロケット「引力(Yinli)1号遥1」(別名:海澜之家号(Hailanzhijia hao)の商業打上げに成功した[31]。
参考資料: 2013年以降の各年打上げ回数に占める長征ロケットの割合の推移
年 | 全打上げ数 | 長征ロケットに よる打上げ数 |
長征ロケット以外 による打上げ数 |
長征ロケットの 占める割合 |
備考 |
2013 | 15 | 14 | 1 | 93.3% | 「快舟」初打上げ |
2014 | 16 | 15 | 1 | 93.8% | |
2015 | 19 | 19 | 0 | 100.0% | 「長征6」初打上げ 「長征11」初打上げ |
2016 | 22 | 22 | 0 | 100.0% | 「長征5」初打上げ 「長征7」初打上げ |
2017 | 18 | 16 | 2 | 88.9% | |
2018 | 37 | 36 | 1 | 97.3% | 「双曲線」初軌道投入 |
2019 | 34 | 26 | 8 | 76.5% | 「捷龍」初打上げ |
2020 | 39 | 34 | 5 | 87.2% | 「穀神星」初打上げ 「長征8」初打上げ |
2021 | 55 | 48 | 7 | 87.3% | |
2022 | 63 | 53 | 10 | 84.1% | 「中科」初打上げ |
2023 | 67 | 47 | 20 | 70.1% | 「朱雀」初軌道投入 「天龍」初打上げ |
2024 (3月末まで) |
14 | 9 | 5 | 64.3% | 「引力」初打上げ |
計 | 399 | 339 | 60 | 85.0% |
[1] 2月28日、CASC、航天科技集团发布《中国航天科技活动蓝皮书(2023年)》
[2] 3月22日、CASC、长二丁火箭/远征三号上面级成功发射云海二号02组卫星
[3] 3月27日、CASC、长征六号改运载火箭成功发射云海三号02星
[4] 百度、北京中科宇航技术有限公司
[5] 百度、北京微纳星空科技有限公司
[6] 1月23日、捜狐網、一箭五星!「中科宇航」成功发射「微纳星空」泰景系列卫星
[7] 1月6日、捜狐網、22颗“科学城造”天目卫星成功升空组网!来看各级媒体详细报道
[8] 百度百科、星时代AI卫星星座
[9] 3月1日、CASC、长征三号乙运载火箭成功发射卫星互联网高轨卫星
[10] 2024年3月31日参照、N2YO、HG-01
[11] 百度百科、吉利科技集团有限公司
[12] 2月12日、Gunter’s Space Page、GeeSAT 1-01, ..., 74
[13] 2月4日、CASC、一箭十一星!长二丙火箭成功发射吉利星座02组卫星
[14] 3月4日、CASC、神十七乘组圆满完成第二次出舱活动
[15] 1月18日、CASC、“长征七号”成功发射“天舟七号”!神十七航天员即将收到“新春大礼包”
[16] 3月1日、CASC、中国载人月球探测任务新飞行器名称正式确定
[17] 1月9日、CASC、长二丙火箭成功发射爱因斯坦探针卫星
[18] 1月9日、Gunter’s Space Page、Einstein Probe (EP, Aiyinsitan Tanzhen)
[19] 3月20日、CASC、长征八号运载火箭成功发射鹊桥二号中继星
[20] 2月7日、CASC、“鹊桥二号”上半年发射
[21] 2月26日、CASC、中国航天甲辰龙年第一飞丨长五火箭成功发射通信技术试验卫星十一号
[22] 2月4日、CASC、捷龙三号运载火箭一箭送九星圆满成功
[23] 百度百科、陆海空间(烟台)信息技术有限公司
[24] 百度百科、威海壹号01星
[25] 百度百科、威海壹号02星
[26] 百度百科、智星二号A星
[27] N2YO、2024-024 OBJECT A
[28] 1月11日、捜狐網、快舟一号甲火箭成功发射天行一号02星
[29] 2024年1月11日、Gunter’s Space Page、Tianxing 1
[30] 3月14日、CASC、DRO-A/B卫星发射异常
[31] 1月11日、百度、全球最大固体运载火箭,引力一号遥一(海澜之家号)商业运载火箭首飞发射成功